ある夏の出来事である。
かなり蒸し暑い日の午後、
30~50歳くらいの女性が
慌てた様子で店に入ってきた。
どうやら車の中にカギを閉じ込めたまま
ロックしてしまったらしい・・
駐車場に行って様子を見てみると
窓が少し開いていて、
ちょっと古いタイプの車だったので
人助けだと思い、ちょっと試みる事にした。
店から いろいろ工具を持ち出し作業開始・・・
思いのほか作業は難航・・
すると、隣りにいたその女性、
バックから、おもむろに何かを取り出す。
あんパンと野菜ジュース?・・
女性はそれを喰らい始める・・・
あんパンをむさぼり
野菜ジュースで流し込む・・
口の周りはパンのカスとあんこ少々付着...
よっぽど腹が減っていたのか?
何とか作業も無事終了し、車のドアは開いた...
女性は私に感謝していた。
(口の周り、少々あんこ付着 そのまま)
「お礼に これ、どーぞ!」
すると女性は
ピチピチのジーンズのポケットから
くしゃくしゃのサラミと
ひっつぶれたチーズ(さけるチーズ・サケち)を・・・
「・・....」
少し、すでに開封済み(一部)
私は丁重にお断りをする
すると 女性、
そのサラミをぱくり
チーズをくちゃくちゃ
再び喰らい始めやがったのであった...
謎の女性... 食材の宝庫
んー ミステリアス ...
『はじらい』は永遠に....