中学生時代の話である。
その頃、友人たちの間では
自分で作詞作曲し
自分の歌をカセットテープに録音し
各々まわし聴きするといったことが流行っていた。
その日も、
シンガーソングライターすとすの作品が一本完成..
※ライブバージョン
「今日は、ぼくのために、ありがとー!
じゃ、次は新曲を・・・」
そのカセットテープを
明日、友人に渡せるよう玄関に置いておく
そこに突然、電気屋が何かを持って訪れる。
親父の知り合いの電気屋らしい...
わたしは自分の部屋に戻り、ゴロゴロ..
1時間くらいたった頃だろうか...
どこかで聞いた事のある歌声が・・・・・・・
急いで、茶の間に行ってみる.....
そこには !!
新しく買ったラジカセから流れる私のライブ...
「みんな、ありがとー! 次はバラードを・・・」
それを聞き入る2人の姿...
親父「???息子?」
電気屋「?・??息子さん?」
あとの祭りである...
ほろ苦い思い出の1頁 ...